住宅ローン 固定金利 変動金利

変動金利を勧めてくる人が多い理由とは・・・

親子3人

 

住宅ローンの金利比較をする人が、失敗しがちなのが固定金利にするか変動金利にするかということです。

 

ちなみに住宅ローンメーカーや工務店は、金利が安い変動金利を勧めてくることが多いです。

 

どうしてかというと、変動金利は固定金利よりも金利が低いことが多いため、返済シミュレーションなどでお金の話がしやすくなるからです。

 

 

ありがちなセールストークとして、「今の家賃と変わらないくらいの返済金額で一軒家に住めますよ」というものがあります。

 

モデルルームに行って「家を欲しいけど、お金がないからなぁ〜」なんて言ってると、鉄板で登場するセールストークの一つです。

 

物件価格の返済シミュレーションを見ると、確かに今住んでいる賃貸の家賃より安い返済額が表示されていたりします。

 

もちろんこれは嘘ではありませんが、かといって鵜呑みにしていいものではありません。

 

というのも、これらの返済に使われている金利プランは、変動金利もしくは期間限定特約の固定金利であることが多いからです。

 

簡単に言うと最初の何年かは安い金利の設定で、毎月の返済額も少なく見えるローンなのです。

 

変動金利の場合、5年ごとに金利見直しが入ってくるので、金利が上昇してしまうと当然返済額も増えてしまいます。

 

また、期間限定特約の固定金利も、特約期間が終了してしまうと返済額が増えてしまいます。

 

つまり将来的に返済額が増える部分はなるべく見せないようにして、返済額の少ない時期だけを大々的にアピールして購入意欲を高める作戦です。

 

安易にこのプランに乗って家を購入すると、想定以上に返済額が増えてしまった時に家計がかなり苦しくなってしまうから注意が必要です。

 

 

変動金利で借りるなら、総返済額を少なくする工夫が必要

住宅ローンは20年から35年と長いスパンで返済していくことになります。

 

将来的な見込みが立ちにくい変動金利でローンを組む場合は、いろいろな不測の事態を想定した上で選択すべきなのです。

 

その場合もできれば

 

・頭金を用意する
・物件価格を下げる

 

などの総返済額を減らすことも検討した方がいいでしょう。

 

将来の金利変動のリスクを少しでも減らした上でお金を借りるのが、変動金利を選ぶ場合の鉄則です。

 

毎月の返済額が少ないからといって返済能力以上のローンを組んでしまうと、のちのち本当に大変なことになってしまうからそれだけは避けてくださいね。

 

 

「金利が高くなったら借り換えたらいいよ!」は嘘!

また、「最初は金利の安い変動金利で借りておいて、金利が上がってくれば固定金利に借り換えればいい。」と、最もらしい提案をしてくるハウスメーカーの営業マンもいます。

 

確かにその筋書き通りいけば、無駄なく賢い借り入れができたと言えるでしょう。

 

しかし現実はそんなに甘くはありません。

 

 

金利の上昇する場合、固定金利から上昇する傾向にあります。

 

なので自分が組んでいる変動金利が上がってしまってから固定金利に借り換えをしようとしても、すでに金利は高くなっている状態であることが多いのです。

 

さらに、借り換えをする場合、新たに住宅ローンの審査を受けなければいけません。

 

順調に収入が増えていれば問題ありませんが、教育費やマイカーローンなど支出も増えているので審査はより厳しくなると思って間違いないでしょう。

 

それに住宅ローンの借り換えには、手数料や保証料など諸費用が必要となります。

 

借入額や銀行によって必要となる諸費用の金額は違いますが、数十万円は諸費用としてお金が必要になります。

 

その諸費用も含めて、どれぐらい返済額を減らせるのかはその時になってみないと分かりません。

 

なので、安易に「金利が高くなったら借り換えればいいや」と考えて、変動金利を選ぶのは失敗の原因となる可能性が高いです。

 

 

結局、固定か変動のどっちがいいの?

悩む男性

 

固定金利と変動金利のどっちで借り入れをすればいいのかというと、現時点ではその答えは見つかりません。

 

結論から言うと、返済し終わったときに振り返ってどっちが得だったかということがようやく分かります。

 

ということは、今の時点ではどちらが得かという視点で考えるのではなく、両方の特徴を踏まえてどちらのメリットとリスクを選択するかということになります。

 

固定金利の特徴
変動金利の特徴

 

 

それぞれにメリットもデメリットもあるので、将来のライフプランを踏まえた上でどちらの金利タイプを選択するか自分で結論を出してください。

 

間違っても住宅メーカーの営業マンや銀行の融資担当の言うことを鵜呑みにして、住宅ローンプランを選ぶのはやめましょう。

 

彼らも悪い人ではないのですが、住宅メーカーの営業マンは「家を買ってもらいたい」、銀行の融資担当は「お金を借りて欲しい」ということが第一目的です。

 

決してあなたにとって一番マッチする住宅ローンのプランを提案してくれるとは限りませんから。

 

一生で一番大きな買い物だけに、自分自身で責任をもって住宅ローンを選ぶようにすることをおすすめします。

 

答えになってないような内容を書いていると思うかもしれませんが、答えはあなたが自信で決めていくのが後悔しない住宅ローンの選び方です。

 

 

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